クイズ馬 オフェーリアシチー 第7戦


友駿愛馬第43号はGTクイズ権利馬。

今回は募集口数が500口なので、総額300万円のGTクイズの賞金の内、平均的に6000円は貰える計算。しかし、菊花賞のエピファネイア的中による1283円のみでからっきし。

母のツーソックスはななんと池江泰寿厩舎所属。馬主は大樹ファームで募集総額は1800万円。1口9万円。デビュー戦は既走馬相手に1番人気に支持された馬。ただ、成績は・・・苦。初戦は14着。勝ち馬からは3.2秒も離されている。2戦目は11着(同2.5秒)、3戦目は7着(同2.3秒)でさっぱり勝ち負けには絡んでいない。大樹ファーム低迷の1つの大きな要因となったとかならなかったとか。

ということで、いつものように馬にはこれっぽっちの期待もなく購入した。


2戦目までのダート戦では勝ち馬から大きく離されて、やはりこんなものかと思っていたら、3戦目の芝替わりで7着と勝ち馬からは0.4秒差で好走。

続く4戦目は0.3秒差の4着と掲示板を確保!!そして優先権を持って臨んだ5戦目は1番人気馬を競り落として優勝!!

馬格もなく2歳戦のみがチャンスと思っていたが、しっかりとチャンスを生かし切り、なんとなんと勝ち上がってくれた。本当にこれは嬉しい大誤算。

内容も専門誌の推定タイムを上回る時計で決して悪くない。この先どこまで行けるかわからないが、もしかしてもう少しやれるのかと期待は膨らむ。


しかし、昇級戦の前走はハナを叩けるものの、直線を向いてすぐに失速して14着大敗。心配された中山の急坂よりも前ですでに失速していた。


前走後、在厩で調整され、2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下 芝1200m 混合に出走!!

フルゲート18頭のところに特別登録数は18頭で、水曜日の想定段階では16頭、確定は15頭。デンコウウノが枠番確定前に取り消して14頭に。

8着/12番人気。

さすがにこのクラス。二の脚の差で負け6番手追走。しかも4角ではペースアップについて行けずにズルズルと9番手まで後退で万事休すかと思われたが、そこからバテず伸びずで粘りきり、8着とギリギリながらも出走奨励金を確保。勝ち馬との差は歴然だが、奨励金確保は嬉しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の藤懸貴志騎手と日吉正和調教師のコメントを掲載。

(2014年2月12日完結)

2014年1月31日立ち上げ

●前走後、在厩で調整され、次走は2月9日 小倉10R かささぎ賞を予定

 前走、昇級初戦は14着と大敗した我らが愛馬オフェーリアシチーですが、レース後、在厩のまま調整され、次走は2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下 芝1200m 混合を予定ということです。

 やはり中山のレースはメンバーが揃いますし、ハナを叩けたものの息が入らずに直線早々に失速。今回小倉ではメンバーも落ちますし、平坦コースですから前にいる馬が圧倒的に有利です。前走よりは前進が図れるのではないでしょうか。

これ以降は2014年2月4日に作成

●気になる特別登録表(2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下)

特別登録表 2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下 芝1200m 混合

第1回登録完了馬 全18頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アポロデイライト 勝浦正樹 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 13 15 18
イスルギ 松田大作 54.0  1/25 なず5下 中京芝1400 11 10
オフェーリアシチー 藤懸貴志 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 14
カメット 56.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 10
クラウンルシフェル 中谷雄太 56.0  1/05 500万 中山ダ1200 11
クリノイザナミ 酒井学 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400 12 11 15
クリノコマチ 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200
クールジョジョ 54.0  1/25 なず5下 中京芝1400 12 10 16
ケンブリッジギルド 56.0  1/26 500万 京都ダ1400
サクラドラジェ 酒井学 54.0 12/07 新馬 阪神芝1200
シゲルミマサカ 菱田裕二 54.0  1/18 未勝利 中京ダ1200
テイエムチュラッコ 太宰啓介 54.0 12/14 500万 阪神芝1200 16
デンコウウノ 古川吉洋 56.0  1/25 なず5下 中京芝1400 13 15
トウシンムサシ 56.0  1/25 なず5下 中京芝1400 11 13
ハッシュ 中舘英二 54.0 12/23 万両5下 阪神芝1400 11
フェブノヘア 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400 10 10 12
ミスタージャック 山口勲 56.0  1/05 地方 佐賀ダ1750
レムミラス 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400

フルゲート18頭のところに特別登録数は18頭で投票すれば出走は確実です。鞍上はギャロップ誌ですと主戦の丸田恭介騎手になっていますが、競馬ブックですと藤懸貴志騎手になっています。競馬ブックの方がわざわざの乗り替わりということですから、今回は信憑性が高いと思われます。ただ、特別戦で減量の旨味はありませんし、難しいオフェーリアシチーを上手くエスコートできるか不安ですね。

これ以降は2014年2月5日に作成

●気になる出馬想定表(2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下)

出馬想定表 2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下 芝1200m 混合
全18頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アポロデイライト 勝浦正樹 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 13 15 18
イスルギ 松田大作 54.0  1/25 なず5下 中京芝1400 11 10
オフェーリアシチー 藤懸貴志 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 14
カメット 北村友一 56.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 10
クラウンルシフェル 中谷雄太 56.0  1/05 500万 中山ダ1200 11
クリノイザナミ 酒井学 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400 12 11 15
ケンブリッジギルド 56.0  1/26 500万 京都ダ1400
サクラドラジェ 酒井学 54.0 12/07 新馬 阪神芝1200
シゲルミマサカ 菱田裕二 54.0  1/18 未勝利 中京ダ1200
テイエムチュラッコ 太宰啓介 54.0 12/14 500万 阪神芝1200 16
デンコウウノ 古川吉洋 56.0  1/25 なず5下 中京芝1400 13 15
トウシンムサシ 56.0  1/25 なず5下 中京芝1400 11 13
ハッシュ 中舘英二 54.0 12/23 万両5下 阪神芝1400 11
フェブノヘア 丸山元気 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400 10 10 12
ミスタージャック 山口勲 56.0  1/05 地方 佐賀ダ1750
レムミラス 藤岡康太 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在16頭出馬想定されています。

●追い切り情報(2月5日更新)

前走前 1月6日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.2
3F 41.7
2F 27.6
1F 14.1



1月19日 栗東プール 2周

1月21日 栗東プール 2周

1月22日 栗東プール 2周

1月23日 栗東プール 2周

1月24日 栗東プール


1月26日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.5
3F 45.2
2F 29.2
1F 14.4


1月29日 栗東坂路 稍重馬場 稍一杯に追う
1回
助手
4F 55.2
3F 40.7
2F 26.7
1F 13.4


2月5日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
藤懸貴志
4F 54.4
3F 40.2
2F 26.6
1F 13.4
 1月26日、16−16−15−15で追い切られました。前走は追い切りの動きがさっぱりでしたが、今回はこの後、どんな動きを見せてくれるのでしょうか。

 1月29日、全体の時計はそこそこに、終い13秒4とオフェーリアシチー並にはかなり良い動きですね。これは前回よりも状態がいいことは明かですし、平坦の小倉になっていい走りを見せてくれるかも知れませんね。

 2月5日、体重の軽いジョッキー騎乗とは言え、自己ベストを更新する素晴らしい動きでした。オフェーリアシチーのこれまでの坂路での自己ベストは2013年10月に出した4F54.5−15.2です。全体の時計はコンマ1秒しか変わりませんが、終いのまとめ方が、以前とは随分違います。これは平坦の小倉で期待したいですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。この馬なりにかなり良い状態なのではないでしょうか。これで歯が立たないのなら、成長を待つしかありませんね。

これ以降は2014年2月7日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 2月9日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下 芝1200m 混合 全15頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アポロデイライト 勝浦正樹 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 13 15 18
イスルギ 松田大作 54.0  1/25 なず5下 中京芝1400 11 10
オフェーリアシチー 藤懸貴志 54.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 14
カメット 北村友一 56.0  1/12 朱竹5下 中山芝1200 10
クラウンルシフェル 丸田恭介 56.0  1/05 500万 中山ダ1200 11
クリノイザナミ 吉田隼人 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400 12 11 15
ケンブリッジギルド 松山弘平 56.0  1/26 500万 京都ダ1400
サクラドラジェ 酒井学 54.0 12/07 新馬 阪神芝1200
シゲルミマサカ 菱田裕二 54.0  1/18 未勝利 中京ダ1200
テイエムチュラッコ 太宰啓介 54.0 12/14 500万 阪神芝1200 16
デンコウウノ 古川吉洋 56.0  1/25 なず5下 中京芝1400 13 15
ハッシュ 中舘英二 54.0 12/23 万両5下 阪神芝1400 11
フェブノヘア 丸山元気 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400 10 10 12
ミスタージャック 山口勲 56.0  1/05 地方 佐賀ダ1750
レムミラス 藤岡康太 54.0  1/19 紅梅OP 京都芝1400

表中 騎手の太字は乗り替わり

 デンコウウノが枠番確定前に取り消しました。

●小倉芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面直線の2コーナーのポケット。小倉競馬場は2コーナーのところが最高部になっており、スタート後200mほど下る。
 3コーナーまでの直線距離も479mになり、前半からかなりのスピードが出るコース形態になっている。
 3〜4コーナーのスパイラルカーブでもあまり速度が落ちないため、スピード能力で一気に押し切れるタイプに向いている
 特にサクラバクシンオー産駒は強い
 ただし、4コーナーから最後の直線に入る際のコーナーリングは案外難しい。加速がつきすぎると外に振られてしまう。
 多頭数で外からマクろうとする場合は、かなりの距離ロスを覚悟しなければならない。しかし、馬場の内側が悪化してきた開催後半ならばそれでもいい。
 外差し馬場でのズブズブ決着で、大波乱ということもよくある。
 基本的には逃げ、先行馬が有利だが、とにかく馬場状態がカギ。
 それによって展開、有利な枠順は変わる。
有利な枠順 馬場状態に左右
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント 馬場状態、サクラバクシンオー産駒が強い
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、サクラバクシンオー、タイキシャトル
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、小牧太、福永祐一、池添謙一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒3 1分10秒7 1分11秒6
2歳未勝利 1分10秒0 1分10秒9 1分11秒1
2歳500万 1分10秒0 1分10秒5
2歳オープン 1分09秒9 1分11秒6 1分10秒6
3歳新馬 1分10秒6 1分11秒1
3歳未勝利 1分09秒6 1分10秒3 1分10秒7 1分12秒7
3歳500万 1分09秒6 1分09秒9 1分11秒3
古馬500万 1分09秒2 1分10秒1 1分10秒5 1分10秒4
古馬1000万 1分08秒6 1分08秒8 1分09秒8 1分09秒4
古馬1600万 1分07秒9 1分09秒2
古馬オープン 1分08秒0 1分08秒0 1分09秒3

これ以降は2014年2月8日に作成

●騎手は藤懸貴志騎手 ほっさん評価「E」

 今回のオフェーリアシチーの鞍上は主戦の丸田恭介騎手ではなく、デビュー3年目で減量2キロの藤懸貴志騎手です。・・・が、特別戦ですので減量の恩恵は全くありません。

 藤懸貴志騎手と言えば、オフェーリアシチーの3戦前にも福島で騎乗依頼をされていましたが、前日の競馬で落馬負傷され急遽丸田恭介騎手に乗り替わった経緯があります。その丸田恭介騎手はオフェーリアシチーを上手く導きその時は6番人気で4着と待望の掲示板を確保。次走で見事に勝ち上げてくださいました。そして昇級初戦の前走まで手綱を取っていただきました。前走は14着大敗でしたが、鞍上の責任ではなく、これまでの内容から、ずっとオフェーリアに乗って欲しいと思っていました。その丸田恭介騎手が他場で騎乗するのならともかく、当日小倉に居るのに騎乗していただけないのは、他馬に先約があったからなのか、日吉正和調教師が以前契約した藤懸貴志騎手との関係を重視しているのかわかりませんが、とにかく今回は藤懸貴志騎手のようです。

 藤懸貴志騎手は3年目で通算34勝というのはいかにも少ない数字ですが、最近は勝率、連対率などの数字も徐々に上昇していますし、騎乗数も多く、ここが正念場です。

 正直、関西所属ですが、後輩の菱田裕二騎手や中井裕二騎手に比べても存在感が薄く、あまり印象はありません。過去1度愛馬クレセントシチーに騎乗していただきました。9番人気6着でしたが、当時は迫力のない騎手でした。あれから1年以上経ちますし、良い騎乗を見せて欲しいですね。


 2014年2月4日現在、JRA通算34勝、重賞未勝利。勝率2.9パーセント、連対率7.1パーセントと騎乗馬の質を考慮してもかなり低い。昨年(2013年)は13勝、勝率3.8パーセント、連対率7.7パーセント、本年(2014年)はここまで1勝、勝率2.3パーセント、連対率4.5パーセントとスロースタート気味。


 藤懸 貴志(ふじかけ たかし)は1993年2月25日生まれの20歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している4年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。平田修厩舎所属。

 2011年に栗東の平田修厩舎所属騎手としてデビュー。同期には嶋田純次、杉原誠人、横山和生、森一馬、花田大昴、高嶋活士がいる。
 初騎乗でいきなり2着し(3番人気)、5、6戦目にも2、3着に入った。その後は期待に反してなかなか勝てず、初勝利は8月20日。142戦目のことで、同期の7人中6番目の遅さだった。翌21日に2勝目を挙げている。


「初勝利の前に2着と3着が8回ずつあった。142戦目の初勝利は単勝3030円の馬で逃げ切りで、2勝目は単勝370円の馬で逃げ切り。共に3歳未勝利で、条件は芝1200mとダート1700mだった。まだ落ち着いて乗れておらず、控える競馬の時には無駄に動かして脚を残せない。追ってからは頑張って手を動かしているものの、まだパワー不足である。」(2012年春・佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)

 2012年 3月17日 クレセントシチー  500万下           阪神ダ1800m 6着/9番人気
 2013年10月27日 オフェーリアシチー 2歳未勝利          新潟芝1200m 前日の落馬負傷により丸田恭介騎手に乗り替わり


2012年3月17日 500万下 クレセントシチーに騎乗する藤懸貴志騎手。6着/9番人気。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「前走、紅梅Sでは道中掛かりながらも一瞬伸びかけたレムミラス。1ハロン短縮ならタメが利いてもうひと伸びできそう。前走の朱竹賞で小差だったカメットも今回のメンバーなら力上位。初戦が余裕ある勝ちっぷりだったサクラドラジェ、一般馬に混じってもスピードは上位のテイエムチュラッコ、前走なずな賞で上位争いしたイスルギも上位争いの圏内。」


短評は「大駆警戒」



予想家の印
馬名 井上政 西村敬 橋本篤 CPU
カメット △△
レムミラス
フェブノヘア △△ △△
テイエムチュラッコ △△
クリノイザナミ
ケンブリッジギルド
サクラドルチェ
イスルギ
クラウンルシフェル
オフェーリアシチー
ハッシュ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
レムミラス 3.6
サクラドルチェ 4.6
テイエムチュラッコ 5.7
カメット 6.7
イスルギ 8.7
中 略
シゲルミマサカ 30.4
アポロデイライト 31.2
オフェーリアシチー 37.7



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
オフェーリアシチー 74 67 74 63
レムミラス 86 66 79 86
サクラドラジェ 70 70
テイエムチュラッコ 85 85 51 78
カメット 77 56 66 77
イスルギ 83 73 66 83


デイリー馬三郎

本紙の見解

「道中で折り合いを欠いた紅梅Sでも0秒2差に踏ん張った◎レムミラス。気性面や実績からも1F短縮は歓迎材料。メンバーにも恵まれてチャンス到来だ。平たん馬場が魅力の○イスルギ、デビュー戦が好内容だった▲と続く。〈城谷〉」

◎ レムミラス
○ イスルギ
▲ サクラドルチェ
× テイエムチュラッコ
☆ カメット

以下省略

オフェーリアシチーは無印


オフェーリアシチーは全13記者中 ☆(5番手評価) 1記者、無印 12記者。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

オフェーリアシチー(14着)

 「今回はペースが速く息の入らない展開となりました。しかし、いいスピードを持っているので展開次第では頑張れると思います」(丸田恭介騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「今回はペースが速く息の入らない展開となりました。もう少しマイペースで進めることが出来れば、変わっていたかもしれません。状態については輸送で馬体重はマイナスとなっていましたが気になるほどではなく、レース後も特に異常はありませんでした。今週一杯様子を見て問題がなければ、小倉の平坦コースで巻き返しを図りたいと考えています」 (日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

オフェーリアシチー

 「前走は馬場が緩くて、いつもと走りが違った。開幕週の芝でどこまでやれるか。」(日吉正和調教師・デイリー馬三郎)

 「最後は甘くなってしまったけど、昇級戦でもスピードのあるところは見せてくれた。平坦の小回りコースなら踏ん張れないか。」(安田助手・競馬ブック)

 「調教は馬なりですが、輸送とテンションの高いところがあるので無理をしませんでした。状態については調子落ちはなく、前走の中山戦と変わりありません。今回は平坦コースとなるので何とか粘って上位に入賞して欲しいと思います」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 準メインに登場するオフェーリアシチーは前走の昇級戦は中山という舞台で最後の急坂でパッタリ止まってしまうことが懸念されましたが、実際は坂の手前ですでに脚が上がっており、息の入らない展開だったということはわかるのですが、それにしても脆すぎました。

 しかし、小回り平坦の福島では走破時計等は立派でしたし、今回同じような小倉コース。追い切りの動きも前走よりも良化していますから、もう少しやれても良いと思います。

 ただ、とにかく気性が激しく乗り難しい馬で、ここまで丸田恭介騎手だから上手く捌けていただけで、実績に乏しい平場なら減量2キロの藤懸貴志騎手では荷が重い気がします。特別戦ですから、その2キロ減の恩恵もありません。丸田恭介騎手なら上位も期待できるのですが、どうですからねぇ。自信はありませんが、元々未勝利脱出も出来ないと私は思っていた馬ですし、1つでも上の着を期待して気軽に応援します。

これ以降は2014年2月12日に作成

●パドック

 オフェーリアシチーの馬体重は前走プラス4キロ428キロ。長距離輸送でマイナス体重かと思っていましたが、プラスなのは良かったです。チャカチャカと煩いところを見せていました。

●レース 

 オフェーリアシチーはいつものようにスタートが良く前を窺いますが、さすがにこのクラスでは二の脚の差で勝てずに6番手となりました。もう少し前につけたかったですが、それでも悪くない位置です。

 4コーナーの勝負どころではペースが上がるのについて行けずに9番手まで下がり万事休すかと思われましたが、最後の最後までバテず伸びずで粘りきり、ギリギリ8着で出走奨励金を確保してくれました。後ろ2頭はクビクビ差で、本当に僅かな差でした。

●時計の評価

 今回のオフェーリアシチーの走破時計は1分10秒2良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分08秒4、勝ち馬の走破時計は1分08秒9良馬場ですから、少々全体的に低調なレースだったと言えますが、オフェーリアシチーはそこから更に1秒以上も離されています。よく8着と出走奨励金を確保できたなぁ〜というところが正直なところです。

●レース後の騎手・調教師のコメント

オフェーリアシチー(8着)

 「いいスタートが切れましたが、テンに速い馬がいたので控えて進めました。直線はしっかりと伸びてくれたので今後はハナにこだわらなくても大丈夫そうです」(藤懸貴志騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「テンに速い馬がいたので無理をせずに控えていきましたが、それどもゴール前は一杯にならず差を詰めていました。前走までは先行して粘る競馬をしていましたがこのような控える競馬ができれば流れを見て進めることができるのでレースの幅が広がります。レース後、異常はありませんが今週一杯様子を見て疲れなどがないようなら最終週の1200m戦に向かいたいと思います」と話しています。」(日吉正和調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着賞金870万円の5パーセントで440000円。特別出走手当が396000円。合計836000円。1口で割りますと約1300円程度になると思われます。

●今後の展望

 昇級戦の前走があまりにも脆い大敗でしたから、小倉とはいえ今回もどこまでやれるのか自信はありませんでしたが、8着と出走奨励金を確保してくれたことは嬉しいですね。

 中2週で小倉に同じ距離のレースがありますし、そこでまた小銭を稼いで欲しいですね。

●最後に

 前走と異なり、フルゲートにならなかったり、1頭が直前で取り消したりとラッキーもありましたが、8着と出走奨励金の圏内に入ってくれたことは本当に有り難いですね。

 毎回書いていますように、このオフェーリアシチーは未勝利戦の勝ち上がりすらも無理だと思っていた馬。それが中央の未勝利戦を堂々勝ち上がり、こうして500万クラスでもそれなりの走りをしてくれていることは有り難いですね。嬉しい誤算です。

 これからも何度も大敗するでしょうが、こうやって時々奨励金を持って帰ってくれれば十分ですね。あとはもう少し馬格が増えれば・・・。3歳夏に成長してもうひとまわり強く大きくなってくれれば最高ですが、小柄な短距離馬ですし、もう完成しているのでしょうね。


 結局、主戦の丸田恭介騎手にフラレタわけですが、その丸田恭介騎手はこのレースで勝ち馬にハナ差まで肉薄する2着。馬を見る目もかなりあるようです(>_<)。

 次もそんなに期待せずに応援しているぞ。頑張れオフェーリアシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年1月31日立ち上げ 2月4日、5日、7日、8日、12日加筆

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オフェーリアシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 1月12日 第6戦 朱竹賞 3歳500万下 中山芝1200m (14着/9番人気) 

2013年11月 9日 第5戦 2歳未勝利 福島芝1200m (1着2番人気

2013年10月27日 第4戦 2歳未勝利 新潟芝1200m (4着/6番人気)

2013年 9月14日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1200m (7着/10番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 9月 1日 第2戦 2歳未勝利 小倉ダ1000m (9着/9番人気)

2013年 8月11日 デビュー戦 2歳新馬 小倉ダ1000m (8着/5番人気)